養命酒、非公開化巡る米KKRへの優先交渉権失効 筆頭株主応じず
養命酒製造は30日、株式非公開化に向けた入札で米投資ファンドKKRに付与した優先交渉権を失効させたと発表した。写真は2018年8月、米ニューヨーク証券取引所で撮影(2025年 ロイター /Brendan McDermid)
[東京 31日 ロイター] - 養命酒製造は30日、株式非公開化に向けた入札で米投資ファンドKKRに付与した優先交渉権を失効させたと発表した。筆頭株主の投資会社、湯沢(東京都渋谷区)が株式を売却する意向がないことを確認したため。KKRによる株式公開買い付け(TOB)は実施されないものと理解しているという。今後、湯沢との間で非公開化の具体的な手法を協議するとしている。
養命酒によると、KKRが提案した想定TOB価格は1株4282円だった。12月に入ってKKRから法的拘束力のある提案を受領した。湯沢は株式売却を前提にした非公開化案には応じられないとの意向だったため、KKRは湯沢が養命酒に一部再出資することを含んだ案を30日に再提示。湯沢は同案も受け入れなかった。
養命酒を巡っては、筆頭株主だった大正製薬ホールディングスが3月、議決権ベースで23.73%保有していた株式すべてを湯沢に売却した。





