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ニデック、半期報告書のレビューは「結論不表明」

2025年11月14日(金)16時26分

 11月14日、ニデックは、2026年3月期の半期報告書の要約中間連結財務諸表について、結論を表明しない旨の期中レビュー報告書を受け取ったと発表した。写真はニデックのロゴ。2018年7月、都内で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Ritsuko Shimizu

[東京 14日 ロイター] - ニデックは14日、2026年3月期の半期報告書の要約中間連結財務諸表について、結論を表明しない旨の期中レビュー報告書を受け取ったと発表した。

不適切な会計処理などに対する第三者委員会の調査や社内調査が継続している中で、監査法人が中間連結財務諸表に修正が必要かどうかについて判断することができなかったとしている。

同社は6月、イタリア子会社における貿易取引上の問題等が発覚したと発表。また、不適切な会計処理の疑義及び同社やグループ各社において各々の経営陣の関与・認識の下、資産の評価減の時期を恣意的に検討していた疑義があるなどとし、9月に第三者委員会を設置して調査を開始した。

この間、9月26日まで提出期限を延期した25年3月期の有価証券報告書は、監査法人が「意見不表明」として提出。10月には中間配当の無配を決め、通期の業績予想を取り下げていた。

ロイター
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