ニュース速報
ビジネス

米小売業の求人、10月は前年比16%減 年末商戦の消費に暗雲

2025年11月13日(木)08時10分

写真はマンハッタンの路上のレストラン席。2020年10月、ニューヨークで撮影。REUTERS/Carlo Allegri

Arriana McLymore

[ニューヨーク 12日 ロイター] - 求人サイト「インディード」の研究機関インディード・ハイアリング・ラボによると、接客業、小売店、食品サービスなど米国の小売関連求人件数が10月に前年同月比16%減少した。重要な年末商戦期の支出見通しにとって懸念すべき兆候だ。

小売業の季節雇用はパンデミック前の水準を下回っており、ホリデーシーズンに向けた米小売企業の需要見通しを示唆している。

注目すべきは上場小売企業によるホリデーシーズンの雇用計画発表が以前よりも少なくなっていることだ。小売大手ウォルマートと同業ターゲットは例年は発表していたものの、今年は発表していない。昨年のホリデーシーズンに2万4000人以上の採用を計画していたバーリントン・ストアーズは今年の採用目標についてコメントを控えた。

インディード・ハイアリング・ラボのシニアエコノミスト、ダニエル・カルバートソン氏は、関税による負担増、消費者心理の悪化、41日間にわたる米政府機関閉鎖により、小売企業は採用を抑制する可能性があると述べた。

全米小売業協会(NRF)のチーフエコノミスト、マーク・マシューズ氏は「今年はさまざまな小売業者から、人員配置は十分との意見を聞いている」と述べた。自主退職者が減少しており、ホリデーシーズンの雇用の必要性が低下しているという。

NRFは今年の小売部門の季節雇用が26万5000─36万5000人と、昨年の44万2000人を下回ると予想している。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ウクライナ2都市にロシアが攻撃、和平協議直後

ビジネス

乳児ボツリヌス症の集団感染、バイハート社の粉ミルク

ワールド

北朝鮮抑止「韓国が主な責任」、米国防総省が関与縮小

ワールド

トランプ政権のEVインフラ助成金停止は違法、米地裁
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 2
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味を帯びる「超高齢化」による「中国社会崩壊」
  • 3
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な一部」ではないと指摘
  • 4
    40代からは「積立の考え方」を変えるべき理由──資産…
  • 5
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投…
  • 6
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 7
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 8
    コンビニで働く外国人は「超優秀」...他国と比べて優…
  • 9
    老化の9割は自分で防げる...糖質と結び付く老化物質…
  • 10
    3年以内に日本からインドカレー店が消えるかも...日…
  • 1
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 2
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 3
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な一部」ではないと指摘
  • 4
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 5
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 6
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 7
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 8
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 9
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 10
    韓国が「モンスター」ミサイルを実戦配備 北朝鮮の…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中