ニュース速報
ビジネス

米ウーバー、第1四半期売上高が予想に届かず 見通しは好調

2025年05月08日(木)12時42分

 米配車大手ウーバー・テクノロジーズが7日発表した第1・四半期決算は、売上高が前年同期比14%増の115億3000万ドルとなり、LSEGがまとめたアナリスト予想平均の116億2000万ドルに届かなかった。写真はスイスのダボスで2023年1月撮影(2025年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[7日 ロイター] - 米配車大手ウーバー・テクノロジーズが7日発表した第1・四半期決算は、売上高が前年同期比14%増の115億3000万ドルとなり、LSEGがまとめたアナリスト予想平均の116億2000万ドルに届かなかった。旅行需要の低迷を理由に挙げたが、経営陣は経済の不確実性を乗り切る自信を表明し、明るい見通しを示した。

中核の配車事業の売上高は前年同期比15%、デリバリー事業は18%それぞれ増え、アナリスト予想と一致した。配車事業の売上高の伸び率は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以降で最も低かった。

ただ、第2・四半期のグロスブッキング(受注総額)見通しは457億5000万─472億5000万ドルと、市場予想の458億3000万ドルを超えた。調整後コア利益は20億2000万─21億2000万ドルとの見通しで、やはり市場予想の20億4000万ドルを上回った。

ダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は決算発表後の電話会見で「当社が事業を展開する分野はどちらかと言えば、マクロ的に不透明な時期であっても非常に安定している分野だ」と指摘した。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米財務長官、中国との貿易協議で「実質的な進展」 1

ワールド

プーチン氏、15日にトルコで直接協議提案 ゼレンス

ビジネス

ECBは利下げ停止すべきとシュナーベル氏、インフレ

ビジネス

FRB、関税の影響が明確になるまで利下げにコミット
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    シャーロット王女の「親指グッ」が話題に...弟ルイ王子との微笑ましい瞬間が拡散
  • 3
    「隠れ糖分」による「うつ」に要注意...男性が女性よりも気を付けなくてはならない理由とは?
  • 4
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 5
    ロシア機「Su-30」が一瞬で塵に...海上ドローンで戦…
  • 6
    SNSにはトップレス姿も...ヘイリー・ビーバー、ノー…
  • 7
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 8
    ロシア艦船用レーダーシステム「ザスロン」に、ウク…
  • 9
    「股間に顔」BLACKPINKリサ、ノーパンツルックで妖艶…
  • 10
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 3
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つの指針」とは?
  • 4
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 5
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 6
    SNSにはトップレス姿も...ヘイリー・ビーバー、ノー…
  • 7
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 8
    ロシア機「Su-30」が一瞬で塵に...海上ドローンで戦…
  • 9
    シャーロット王女とスペイン・レオノール王女は「どち…
  • 10
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 5
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 6
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 7
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 10
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中