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マイクロン、24年設備投資見通し引き上げ AI関連チップに投資
2024年05月22日(水)09時22分
5月21日、米半導体大手マイクロン・テクノロジーは、2024年の設備投資見通しを従来の75億ドルから約80億ドルに引き上げた。写真は上海の同社オフィスで223年5月撮影(2024年 ロイター/Aly Song)
[21日 ロイター] - 米半導体大手マイクロン・テクノロジーは21日、2024年の設備投資見通しを従来の75億ドルから約80億ドルに引き上げた。人工知能(AI)分野の需要急増に対応するため「広帯域メモリー(HBM)」製造に多額の投資を行う。
マイクロンはAIサーバーに用いるHBMを手がける大手3社の一つで、同社の先端製品「HBM3E」はエヌビディアの半導体「H200」に搭載される。
マイクロンは今年3月、自社のHBMについて、24年分は完売し、25年供給分も大半が既に割り当て済みだとしていた。
マニッシュ・バティア最高執行責任者(COO)はJPモルガン主催のイベントで「HBMは25年度に当社にとって数十億ドル規模のビジネスになる見通しだ」と述べた。