シティ、バンキング部門責任者にJPモルガン出身者
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2月26日、米シティグループはバンキング部門の新しいトップにJPモルガン・チェース出身のビスワス・ラガバン氏を起用する。写真はシティのロゴが表示されたニューヨーク証券取引所のモニター。2021年8月撮影(2024年 ロイター/Andrew Kelly)
Tatiana Bautzer Nupur Anand
[ニューヨーク 26日 ロイター] - 米シティグループはバンキング部門の新しいトップにJPモルガン・チェース出身のビスワス・ラガバン氏を起用する。
ロイターが26日に確認したシティの内部メモによると、ラガバン氏は夏にシティ入りし、ジェーン・フレイザー最高経営責任者(CEO)に直属する。
ラガバン氏は直近で、JPモルガンのグローバルインベストメントバンキング部門責任者を務めていた。
ウェルズ・ファーゴのアナリスト、マイク・メイヨ氏はノートで「シティは時代遅れの経営構造をやめている」と指摘。ラガバン氏の起用は組織再編に連なる動きとの認識を示した。
一方、JPモルガンのメモによると、グローバルバンキング部門の共同責任者にダグ・ペトノとフィリッポ・ゴリの両氏が任命された。
JPモルガンも組織再編を進めており、新体制によりコマーシャルバンキング、コーポレート・インベストメントバンキングがグローバルバンキングと呼ばれる1つの部門に統合される。