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英中銀、利下げ開始の適切な時期は「まだしばらく先」=ピル氏

2024年02月03日(土)02時28分

イングランド銀行(英中央銀行)のチーフエコノミスト、ヒュー・ピル氏は2日、英中銀が利下げ開始を始めるのに適切な時期がしばらく先になるとの見解を示した。長期的なインフレ圧力の持続性が不透明だと指摘した。(2024年 ロイター/Tom Nicholson)

David Milliken

[ロンドン 2日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のチーフエコノミスト、ヒュー・ピル氏は2日、英中銀が利下げ開始を始めるのに適切な時期がしばらく先になるとの見解を示した。長期的なインフレ圧力の持続性が不透明だと指摘した。

ピル氏は英中銀がオンラインで開いた企業向けの講演で「重要なのは、少なくとも私にとっては、まだ十分な裏付けがないということだ。このため政策金利の引き下げが可能となる時期はまだしばらく先だ」と語った。

ピル氏は、今後数カ月の間にインフレ率が外的要因によって英中銀の2%目標に回帰した場合でも、英中銀はそれが一時的なのを見抜く必要があると指摘。国内のインフレ圧力を抑えられるように金融政策を十分引き締めることに集中すべきだと指摘した。

英中銀は1日、政策金利を5.25%に据え置くことを決定し、ピル氏を含む金融政策委員会9人のうち6人が賛成した。2人の委員が0.25%ポイントの利上げ、1人は5%への利下げにそれぞれ票を投じた。

ピル氏は、賃金とサービス価格の急速な上昇によるインフレ圧力を下げるため、英中銀の政策はしばらくの間は制約的にとどまる必要があると見込んだ。一方、「制約の必要性は、金利がいつまでも現在の水準にとどまることの必要性を意味しているわけではない」と述べた。

ロイター
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