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コメルツ銀、再生エネ資産運用のアキラ・キャピタル買収
2024年01月19日(金)13時52分
ドイツのコメルツ銀行は18日、再生可能エネルギー専門の資産運用会社アキラ・キャピタルの過半数株式を取得したと発表した。写真は2017年2月、フランクフルトで撮影(2024年 ロイター/Ralph Orlowski)
[18日 ロイター] - ドイツのコメルツ銀行は18日、再生可能エネルギー専門の資産運用会社アキラ・キャピタルの過半数株式を取得したと発表した。サステナブル投資の需要を取り込み、手数料収入を増やすことが狙い。
アキラ株の74.9%を取得する。残りの25.1%はアキラの親会社が引き続き保有する。取引は今年第2・四半期に完了する予定。
銀行の間では、収益源の多様化と安定した手数料収入の拡大に向けて資産運用分野に進出する動きが出ている。
取得価格などは非公表。コメルツ銀行は今回の買収について、手数料収入を増やす計画に多大な貢献をすると表明。「顧客向けに持続可能な資産運用の商品ラインナップを大幅に増やし、市場の足場をさらに急速に広げる」と述べた。
アキラ・キャピタルはハンブルクを拠点にし、従業員数は約200人。再生可能エネルギー資産への投資を専門にしている。