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全国コアCPI、10月は+2.9% 電気・ガス補助金半減で押し上げ

2023年11月24日(金)08時53分

 11月24日、総務省が発表した10月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は106.4と、前年同月比2.9%上昇した。写真は都内のドラッグストアで3月撮影(2023年 ロイター/Androniki Christodoulou)

Takahiko Wada

[東京 24日 ロイター] - 総務省が24日に発表した10月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は106.4と、前年同月比2.9%上昇した。前月の伸び率2.8%をわずかに上回った。

政府の補助金の半減で電気やガス料金の下落率が縮小する一方で、生鮮食品を除く食料の伸びが鈍化した。

ロイターがまとめたコアCPIの民間予測3.0%上昇を下回った。

エネルギー価格は8.7%下落し、前月の11.7%下落から下落率が縮小した。電気代は16.8%下落、都市ガス代は13.8%下落でともに前月より下落率が小さくなった。生鮮食品を除く食料は7.6%上昇で、前月の伸び率を下回った。

生鮮食品およびエネルギーを除く総合指数(コアコアCPI)は4.0%上昇と、前月の4.2%上昇を下回った。

ロイター
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