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シェブロン豪LNG施設、スト再開回避 労組が協約受け入れ

2023年10月18日(水)08時35分

 10月18日、オーストラリアの労組連合「オフショア・アライアンス」は、国内にある米シェブロンの液化天然ガス(LNG)施設2カ所の労働協約を受け入れた。写真は西オーストラリア州ピルバラで9月8日撮影。提供写真(2023年 ロイター/Chevron)

Lewis Jackson Renju Jose

[18日 ロイター] - オーストラリアの労組連合「オフショア・アライアンス」は18日、国内にある米シェブロンの液化天然ガス(LNG)施設2カ所の労働協約を受け入れた。労使交渉が行き詰まり、ストライキ再開の恐れがあったが収束した。

労組は西オーストラリア州の「ゴーゴン」と「ウィートストーン」の2施設で19日に計画していたストを中止した。

双方は先月、豪政府機関の仲裁で基本合意に達し、数週間に及んだストが終結していた。しかし労働協約をまとめる作業を進める中で、労組は経営側が仲裁機関に対する約束を「ほごにした」と主張。今月初めに交渉が暗礁に乗り上げていた。

労組の広報担当者は労働者らがシェブロンに対し「信じられないほどの忍耐」を示したとし、シェブロンが先月の暫定合意から遠ざかろうとしたことを非難。同社が再び合意内容を変更しようとすれば、ストを再開する可能性があると警告した。

労組は組合員が労働協約案の投票を行うとした。

ロイター
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