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みずほFGとLINE、新銀行開業を中止 共同出資会社は解散へ

3月30日、みずほフィナンシャルグループと無料通信アプリのLINE(東京都渋谷区)は、銀行開業に向けたプロジェクトの中止を発表した。写真は2018年11月、都内で同プロジェクトについて発表するLINEの出沢剛社長(左)と、みずほフィナンシャルグループの岡部俊胤副社長(当時)(2023年 時事通信)
[東京 30日 ロイター] - みずほフィナンシャルグループと無料通信アプリのLINE(東京都渋谷区)は30日、銀行開業に向けたプロジェクトの中止を発表した。「安全・安⼼で利便性の⾼いサービス提供にはさらなる時間と追加投資が必要」とし、円滑なサービスの提供が⾒通せないとの判断に至ったという。
両社は今後、共同出資しているLINEバンク設⽴準備株式会社(東京都品川区)の解散・清算⼿続きなどを進める。同社の議決権はLINE傘下のLINEフィナンシャル株式会社とみずほFG傘下のみずほ銀⾏がそれぞれ50%。
両社は18年11月に新銀行の設立を発表し、19年5月にLINEバンク社を設立、20年の開業を目指していた。