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ブラジル就業者数、2月は約24万人超の純増 予想上回る

3月29日、ブラジル労働省が発表した2月の就業者数は24万1785人の純増となった。写真は2019年4月、サンパウロで求人広告を見る人(2023年 ロイター/Amanda Perobelli)
[ブラジリア 29日 ロイター] - ブラジル労働省が29日発表した2月の就業者数は24万1785人の純増となった。増加幅はロイターのエコノミスト調査で予想された16万1000人を上回ったが、前年同月の35万3294人は下回った。
2022年のブラジル労働市場は好調だったが、今年は経済成長減速や、中銀がインフレ対策で金利を6年ぶり高水準に維持していることによる金利上昇で、拡大が鈍るとみられている。
2月は調査対象の5部門中4部門で就業者数が増加。最も多かったのはサービス部門の16万4200人増だった。
新規就業者の月平均賃金は前月比2.47%減の1978レアル(385ドル)となった。
2月の正規登録就業者数は4280万人で前月比0.57%増。このデータには正規登録されていない労働者約4000万人は含まれていない。