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仮想通貨ヘッジファンドのスリーアローズ、清算手続き=関係者

2022年06月30日(木)07時06分

 6月29日、暗号資産(仮想通貨)ヘッジファンドのスリーアローズ・キャピタルが清算手続きに入った。2021年5月撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

[ロンドン 29日 ロイター] - 暗号資産(仮想通貨)ヘッジファンドのスリーアローズ・キャピタルが清算手続きに入った。事情に詳しい関係者が29日、ロイターに語った。

シンガポールに拠点を置くスリーアローズは仮想通貨投資家として知られていたが、ここ数カ月の仮想通貨急落局面で厳しい状況に置かれていた。

仮想通貨取引仲介のボイジャー・デジタルは27日、融資の返済が履行されなかったとしてスリーアローズにデフォルト(債務不履行)を通告したと発表。英領バージン諸島の裁判所も同日、スリーアローズに清算を命じ、コンサルティング会社テネオが清算人に任命された。

スリーアローズの共同創業者は15日、清算回避に全力を注ぐとコメントしていた。

ロイター
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