ニュース速報

ビジネス

NY市場サマリー(4日)ダウ続伸、5年債利回り最低更新

2020年08月05日(水)06時37分

[4日 ロイター] -

<為替> ドルが小幅安。全般的に不安定な取引となる中、ショートポジションの巻き戻しの動きが一服した。引き続き、新型コロナウイルス追加対策を巡る米与野党協議の行方が注目されている。

民主上院トップのシューマー院内総務は「いくつかの問題で依然大きな隔たりがあるものの、ようやく正しい方向に向かっている。現時点で優先事項や規模を巡って折り合いがついていない」と述べた。

ドルは通貨バスケット<=USD>に対し0.16%安。過去2営業日で0.6%値上がりした。

ラボバンクのシニア新興市場FXストラテジスト、ピョートル・マティス氏は「ドルは先月、大幅に下落しており、緩やかな自律反発はあり得るものの、新型コロナの影響などへの懸念が根強いことから、ドルの地合いは引き続き弱い」と述べた。

今週発表される経済指標では、週間の新規失業保険申請件数や7月の雇用統計が注目される。

豪ドル は0.44%高。オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)は4日、定例理事会を開き、オフィシャルキャッシュレートを過去最低の0.25%に据え置いた。

<債券> 5年債利回りが過去最低を更新したほか、10年債利回りも5カ月ぶり水準に低下した。安全資産需要の高まりで米景気の鈍い回復に対する懸念が示された。

5年債利回りは過去最低の0.189%に低下。先週も7月29─31日まで最低を更新していた。

5年債利回りは5年後の市場の金利期待を反映している。つまり現状では、米連邦準備理事会(FRB)が利上げに踏み切れるほど経済の回復が十分に安定しないとみられていることになる。

10年債利回りは一時0.505%と、過去2番目に低い水準まで下げた。過去最低を付けたのは、新型コロナウイルスの拡大を受けFRBが政策を打ち出す前だった。終盤は5.6ベーシスポイント(bp)低下の0.507%。

30年債利回りは6.3bp低下の1.181%。2年債利回りは0.6bp低下の0.109%だった。

<株式> 不安定な値動きの中、続伸した。新型コロナウイルス追加経済対策への期待感が背景。アップルやエネルギー株が買われて上昇を主導する一方、保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)やマイクロソフトは売られた。

米アップルが0.7%高と5日続伸。前週発表された好決算が引き続き材料視されている。米上場企業として初の時価総額2兆ドルまであと約1200億ドルに迫っている。

S&P主要11セクターでは、エネルギー<.SPNY>が2.45%高と上昇率トップ。一方、ヘルスケア<.SPXHC>が下落した。

投資家は米国の新型コロナ追加経済対策待ちとなっている。民主党のシューマー上院院内総務は、ホワイトハウスとの協議は「適切な方向」に向かっていると述べた。

中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)から短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米部門取得を検討している米マイクロソフトは1.5%下落。

米ゲームソフト大手テイクツー・インタラクティブ・ソフトウエアは約6%高。新型コロナウイルス感染防止のための外出規制を背景に「グランド・セフト・オート」などのビデオゲームが好調で、通年の調整後売上高予想を引き上げた。

米ウォルト・ディズニーは四半期決算を受け、時間外取引で2%下落した。

<金先物> 世界的に景気回復が遅れるとの懸念などから買われ、続伸した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比34.70ドル(1.75%)高の1オンス=2021.00ドルと、中心限月清算値ベースで初の2000ドル台に乗せ、8日連続で史上最高値を更新した。

<米原油先物> 米追加経済対策への期待と製造業指標の改善を背景に買いが優勢となり、3営業日続伸した。米国産標準油種WTIの中心限月9月物清算値(終値に相当)は、前日比0.69ドル(1.68%)高の1バレル=41.70ドル。10月物の清算値は0.60ドル高の41.91ドル。

ドル/円 NY終値 105.70/105.74

始値 106.11

高値 106.19

安値 105.65

ユーロ/ドル NY終値 1.1800/1.1804

始値 1.1768

高値 1.1803

安値 1.1722

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 101*17.00 1.1888%

前営業日終値 100*04.50 1.2440%

10年債(指標銘柄) 17時05分 101*02.50 0.5118%

前営業日終値 100*19.00 0.5630%

5年債(指標銘柄) 17時05分 100*09.25 0.1917%

前営業日終値 100*04.00 0.2250%

2年債(指標銘柄) 17時03分 100*01.00 0.1092%

前営業日終値 100*00.63 0.1150%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 26828.47 +164.07 +0.62 <.DJI>

前営業日終値 26664.40

ナスダック総合 10941.17 +38.37 +0.35 <.IXIC>

前営業日終値 10902.80

S&P総合500種 3306.51 +11.90 +0.36 <.SPX>

前営業日終値 3294.61

COMEX金 12月限 2021.0 +34.7 <0#GC:>

前営業日終値 1986.3

COMEX銀 9月限 2602.8 +161.1 <0#SI:>

前営業日終値 2441.7

北海ブレント 10月限 44.43 +0.28 <0#LCO:>

前営業日終値 44.15

米WTI先物 9月限 41.70 +0.69 <0#CL:>

前営業日終値 41.01

CRB商品指数 147.9156 +1.1438 <.TRCCRB>

前営業日終値 146.7718

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ミネソタ州に兵士1500人派遣も、国防総省が準備命

ワールド

EUとメルコスルがFTAに署名、25年間にわたる交

ワールド

トランプ氏、各国に10億ドル拠出要求 新国際機関構

ワールド

米政権、ベネズエラ内相と接触 マドゥロ氏拘束前から
MAGAZINE
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
2026年1月20日号(1/14発売)

深夜の精密攻撃でマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ米大統領の本当の狙いは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向」語る中、途方に暮れる個人旅行者たち
  • 2
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰に地政学リスク、その圧倒的な強みとは?
  • 3
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の船が明かす、古代の人々の「超技術」
  • 4
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手が…
  • 5
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で…
  • 6
    DNAが「全て」ではなかった...親の「後天的な特徴」…
  • 7
    鉛筆やフォークを持てない、1人でトイレにも行けない…
  • 8
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世…
  • 9
    シャーロット英王女、「カリスマ的な貫禄」を見せつ…
  • 10
    【総選挙予測:自民は圧勝せず】立憲・公明連合は投…
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 4
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 5
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試…
  • 6
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 7
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 8
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 9
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 10
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中