ニュース速報

ビジネス

独VW、中国EV関連2社への出資で協議=関係筋

2020年05月27日(水)15時09分

 5月27日、ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は、中国の電気自動車(EV)関連企業2社への出資に向け協議している。協議がまとまれば、VWによる中国のEV関連企業への出資として過去最大となる。写真はVWのロゴ、2016年9月29日にオーストリアのウィーンで撮影(2020年 ロイター/Leonhard Foeger)

[香港/フランクフルト 27日 ロイター] - ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は、中国の電気自動車(EV)関連企業2社への出資に向け協議している。協議がまとまれば、VWによる中国のEV関連企業への出資として過去最大となる。2人の関係者が明らかにした。

VWは、EV事業で提携する安徽江淮汽車(JAC)の親会社、安徽江淮汽車集団の株式50%を最低でも35億元(4億9100万ドル)で取得する計画という。

また、EV向け電池メーカー、国軒高科<002074.SZ>の筆頭株主になるための交渉も進めている。安徽江淮汽車および国軒高科との案件は29日にも発表される可能性があるという。

VW、JAC、および国軒高科はコメント要請に応じていない。

関係者によると、安徽江淮汽車集団の株式取得後にVWは、JACとの折半出資事業に新たに投資し、複数のEVモデルの効率的な生産を可能にする新しいVWのMEBプラットフォームを活用して生産能力を上げる計画。

国軒高科については、私募形式で同社の株式をディスカウントで取得するほか、現在の筆頭株主Zhuhai Guoxuan Tradingと創業者Li Zhen氏などから株式を買い取り、約27%の株式を取得する計画という。中国のEV向け電池メーカーへの初めての直接投資となる。

VWが国軒高科の27%の株式を取得した場合、国軒高科の時価総額43億ドルから算出すると、VWの出資規模は約11億6000万ドルになる。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ロシア、テレグラム創業者を捜査 「テロ支援」の疑い

ビジネス

日鉄、CB発行6000億円へ増額 日本企業で過去最

ワールド

イラン、中国製の超音速対艦ミサイル購入で合意間近

ワールド

米新関税への対抗措置、中国は適切な時期に判断=商務
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 3
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 4
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 5
    ペットとの「別れの時」をどう見極めるべきか...獣医…
  • 6
    揺れるシベリア...戦費の穴埋めは国民に? ロシア中…
  • 7
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 8
    IMF、日本政府に消費減税を避けるよう要請...「財政…
  • 9
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 10
    武士はロマンで戦ったわけではない...命を懸けた「損…
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 3
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 4
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 5
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 6
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 7
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 8
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 9
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 10
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中