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日銀、次回展望リポートで20年度成長率見通しをマイナスに修正へ=関係筋

2020年04月08日(水)18時24分

日銀は4月27-28日に予定している金融政策決定会合でまとめる展望リポートで、2020年度の経済成長率を若干のマイナス成長とする方向で検討に入った。写真は4月8日、東京で撮影(2020年 ロイター /Issei Kato)

[東京 8日 ロイター] - 日銀は4月27-28日に予定している金融政策決定会合でまとめる展望リポートで、2020年度の経済成長率を若干のマイナス成長とする方向で検討に入った。複数の関係筋が明らかにした。

政府の経済対策の効果や中国経済に見られる底打ちの兆し等、前向きな動きもみられる半面、インバウンドや国内需要の急減に加え、緊急事態宣言を受けた外出自粛要請で景気の一層の冷え込みは避けられないとの見方が広がりつつある。

日銀が年度ベースでマイナス成長を予測するのは、2014年の消費増税後の景気の落ち込み直後に公表した同年4月の展望リポート以来となる。展望リポートでは感染拡大ペースや経済への影響をめぐる不確実性が非常に高いことを強調しつつも、年後半には徐々に経済の落ち込みが和らいでいくとのシナリオは維持するとみられる。ただ予測や展望リポートの内容は今後の国内感染者数の推移や収束までの見通し次第で大きく変わる可能性があり、日銀は月末の決定会合までの情勢を慎重に見極める方針だ。

1月の展望リポートでは20年度成長率見通しの中央値はプラス0.9%だった。日銀からはコメントを得られなかった。

(木原麗花)

ロイター
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