ニュース速報

ビジネス

第4四半期の独GDP改定値、前期比0.0% 輸出が減少

2020年02月25日(火)18時55分

 ドイツ連邦統計庁が発表した2019年第4・四半期のGDP改定値は前期比0.0%と、速報値から修正はなかった。写真はハンブルクの港湾施設で2019年11月撮影(2020年 ロイター/Fabian Bimmer)

[ベルリン 25日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が発表した2019年第4・四半期の国内総生産(GDP)改定値は前期比0.0%と、速報値から修正はなかった。

輸出が前期比0.2%減少した。GDP伸び率への純輸出の寄与度はマイナス0.6%ポイントだった。

建設を含む総投資は2.9%増。寄与度は0.6%ポイントだった。

政府支出の寄与度は0.1%ポイント。このところ経済成長の原動力となっていた民間消費の寄与度はゼロだった。

2019年のGDP改定値は前年比0.6%増。速報値から修正はなかった。2013年以降で最低の伸びとなった。

政府は2020年のGDP伸び率が1.1%に回復すると予想。労働日数が多いことが主因で、日数調整後では0.7%と予想している。

IFO経済研究所のクレメンス・フュースト所長は、新型コロナウイルスが新たなリスクとなっており、貿易の見通しは引き続き芳しくないと指摘。IFOがまとめた輸出見通しを示す2月の指数は低下しており、特に自動車メーカーが悲観的な見方を示しているという。

キャピタル・エコノミクスのアナリスト、アンドリュー・ケニンガム氏は、2020年上半期もドイツ経済の停滞が続くと予想。外需の低迷が続き、国内投資も減少する可能性が高いという。

新型ウイルスについては、サプライチェーンの混乱や中国の需要減少によるドイツ経済への影響は、これまでのところ軽微だと指摘。ただ「中国の混乱が長引けば、それだけリスクが大きくなる。新型ウイルスの感染が欧州に拡大する可能性が新たな下振れリスクになっている」と述べた。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

新発30年債利回りが3.47%に上昇、過去最高水準

ビジネス

国際最低法人課税見直しで145カ国超が合意、米企業

ワールド

トランプ氏、ベネズエラのエネルギーインフラ再建へ石

ビジネス

米自動車販売、25年は環境激変でも2.4%増 26
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...強さを解放する鍵は「緊張」にあった
  • 3
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめる「腸を守る」3つの習慣とは?
  • 4
    スペイン首相、アメリカのベネズエラ攻撃を「国際法…
  • 5
    野菜売り場は「必ず入り口付近」のスーパーマーケッ…
  • 6
    「見ないで!」お風呂に閉じこもる姉妹...警告を無視…
  • 7
    ベネズエラ攻撃、独裁者拘束、同国を「運営」表明...…
  • 8
    顔も位置もDNAも把握される――米国で現実化する「SF級…
  • 9
    中国生成AIの限界...ディープシーク後に見えた米中の…
  • 10
    「二度とやるな!」イタリア旅行中の米女性の「パス…
  • 1
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめる「腸を守る」3つの習慣とは?
  • 2
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチン、その先は袋小路か
  • 3
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙」は抑止かそれとも無能?
  • 4
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 7
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    世界最大の都市ランキング...1位だった「東京」が3位…
  • 10
    なぜ筋肉を鍛えても速くならないのか?...スピードの…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 7
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 8
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 9
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 10
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中