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米FRB金利据え置き、債券購入規模は4━6月期に調整の公算

2020年01月30日(木)07時05分

米連邦準備理事会(FRB)は28─29日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を1.50─1.75%に据え置くことを全会一致で決定した。 ワシントンの FRB本部で昨年3月撮影(2020年 ロイター/Leah Millis)

[ワシントン 29日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は28─29日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を1.50─1.75%に据え置くことを全会一致で決定した。

パウエル議長は会合後の会見で、緩やかな景気拡大は継続し、雇用市場は堅調とし、金利変更が差し迫っている可能性は示さなかった。

パウエル議長は「現行の金融政策スタンスは、持続的な経済成長や堅調な労働市場、インフレのシンメトリック(対称的)な2%目標への回帰を支援する上で適切」と言明した。

世界の経済成長が安定化し、貿易を巡る不確実性が低下した兆しを確認したとしつつも、「新型コロナウイルスを含め、見通しを巡る不透明性は依然存在する」と警戒感もにじませた。

新型コロナウイルスの感染拡大による中国経済への影響は明白としつつも、米経済見通しや世界への影響を見極めるには「時期尚早」とし、「状況を注視している」と述べた。

FOMC声明では、雇用の伸びは堅調で、失業率は低水準にとどまったとの見方を表明。現行の金融政策が「経済活動の持続的な拡大」を支えるために「適切だと判断する」とし、前回12月のFOMC声明の文言をほぼ踏襲した。

ただ家計支出については、「緩やかなペースで」増加しているとし、前回の「力強いペース」から表現をやや和らげた。このほか、企業の設備投資は「弱いまま」とした。

TIAA銀のクリス・ガフネー氏は「国内総生産(GDP)伸び率やインフレが現在のレンジを外れず、2%近辺で推移すれば、FRBは予見可能な将来、金利を据え置く見通しだ」と述べた。

FRBは声明で、現在実施している月額600億ドルの財務省証券の買い入れについて新たなガイダンスは公表しなかった。

しかしパウエル議長は、FRBが4━6月期中に買い入れ規模の縮小を開始する公算が大きいとした。さらに、銀行の準備金が「十分」であることが確実にするため、必要に応じバランスシート拡大すると表明した。

また、銀行の超過準備に適用する付利(IOER)は1.60%に5ベーシスポイント(bp)引き上げた。付利金利の引き上げは予想通りだった。

*内容を追加しました。

ロイター
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