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UBS、アジア太平洋地域で最大30人削減=関係筋

2019年10月21日(月)15時12分

 10月21日、スイスの金融大手UBSは、アジア太平洋地域の主要拠点の香港、シンガポール、シドニー、東京で最大30人を削減することが、関係筋の話で分かった。写真は2017年1月にチューリッヒで撮影(2019年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[香港 21日 ロイター] - スイスの金融大手UBSは、アジア太平洋地域の主要拠点の香港、シンガポール、シドニー、東京で最大30人を削減することが、関係筋の話で分かった。

人員削減は、組織再編に伴い実施されるもので、グローバルバンク事業の投資銀行部門、トレーディング部門の「フロントとバックオフィス」を中心に前週から実施されているという。

UBSが9月に発表した組織再編では、主力の株式部門が外国為替・金利・クレジットトレーディング(FRC)部門と統合され、単一の「グローバルマーケッツ」証券トレーディング部門となり、世界の合併・買収(M&A)や新規株式公開(IPO)、資本市場活動を統括する部門が「グローバルバンキング」部門となった。

関係筋によると、今回の人員削減は、アジア地域の社員の大半を抱える香港とシンガポールで主に実施されるが、シドニーや東京でも行われるという。

UBSはアジアで1万人の社員を抱える。同社の広報は、直近の人員削減についてコメントを差し控えた。

ブルームバーグは21日、UBSがアジア太平洋地域で約40人削減すると伝えている。

ロイター
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