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ドル/円一時100円割れ、NY連銀総裁発言で下げ幅縮小

2016年08月17日(水)00時41分

 8月16日、ドルが対円で下げ幅を縮小した。写真はニューヨーク連銀のダドリー総裁。ニューヨークで昨年4月撮影(2016年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 16日 ロイター] - 16日午前のニューヨーク為替市場で、ドルが対円で一時、100円を割り込んだが、ニューヨーク連銀のダドリー総裁発言で年内利上げ観測が強まり、下げ幅を縮小した。

ドルは対円で一時、約1.5%安の99.56円と、約7週間ぶりの安値をつけた。直近で0.8%安の100.43円。

対ユーロでも約7週間ぶり安値となる、1.1322ドルをつける場面があった。直近で0.72%安の1.1263ドル。

主要6通貨に対するドル指数<.DXY>も約1%下落して、一時約7週間ぶり安値の94.426を記録した。

サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁が前日、インフレ目標の引き上げなどを提案した。米連邦準備理事会(FRB)が当面、金利を据え置くとの見方が強まったため、ドルが下落したとの指摘も聞かれた。

7月の米消費者物価指数(CPI)が、2月以来の軟調な結果となったことも、年内米利上げを疑問視する見方が強まった。

ところが、ニューヨーク連銀のダドリー総裁が、来月にもFRBが利上げに踏み切る可能性があるとの認識を表明。利上げ観測が高まった。

*内容とカテゴリー、写真を追加して再送します。

ロイター
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