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ドル指数が7週間ぶり高値、年内の米利上げ観測強まる=NY市場
7月16日のニューヨーク外為市場では、ドルの主要6通貨に対するドル指数が7週間ぶりの高値水準に上昇した。写真はドルとユーロの紙幣、ソフィアで3月撮影(2015年 ロイター/Stoyan Nenov)
[ニューヨーク 16日 ロイター] - 16日のニューヨーク外為市場では、ドルの主要6通貨に対するドル指数<.DXY>が7週間ぶりの高値水準に上昇した。
イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が前日に年内の利上げをあらためて示唆したことに加え、4週間ぶりのマイナスとなった7月11日までの週の米新規失業保険申請件数を受け、市場では早ければ9月にも利上げがあるとの見方が広がり、ドルが買われた。
ドル指数は終盤0.50%高の水準となっている。一方、ユーロは、市場の関心が各国の金融政策に移る中で下落した。
ユーロ/ドル
ウェストパック(ニューヨーク)の上級通貨ストラテジストのリチャード・フラヌロビッチ氏は「ギリシャ問題が主要テーマから外されつつある中、ドル買い材料とユーロ売り材料がいよいよ主役になってきているところだ」と述べた。
ウェスタン・ユニオン(ロンドン)の企業ヘッジング部門マネジャー、トビアス・デービス氏も、ドル2カ月ものスワップコスト
ドル/円は終盤0.30%高の124.13円で取引されている。
その他通貨ではニュージーランド(NZ)ドルが下落した。15日に行われたNZの世界最大の乳製品輸出会社のフォンテラによる入札で、乳製品の国際価格が12年半ぶりの低水準となり、16日の4─6月期NZ消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことで、NZドル/米ドルは2009年以来の安値水準となる0.6498米ドルまで売られた。
ドル/円 終値 124.12/14
前営業日終値 123.79/80
ユーロ/ドル 終値 1.0874/76
前営業日終値 1.0947/52
*内容を追加しました。





