すべてエビデンス付き! 教わり上手になるための40のスキル
『教育工学が明かす大人の教わる技術』
著者:関戸大
出版社:BOW&PARTNERS
「わかったフリ」をして無知を隠す。過去の成功体験にしがみつき変化を避ける。
そんな大人に必要なのは、孤独な独学でなく、人から「教わる」ことです。
そのために必要なスキルを、教育工学を中心に、教育心理学、学習科学、認知心理学、組織心理学などの知見から、現場ですぐ使える「手札」に翻訳。40のスキルに体系化しました。それぞれのスキルは、①問題提起、②教育工学からのヒント、③スキルを身につけるためのレッスンの3部で構成。127に及ぶ豊富な注釈と、巻末には、理論・用語ミニ事典として81の教育工学のキーワードが掲載され、いわゆる自己啓発書とは一線を画す、小さいけれど本格的な一冊となっています。各スキルに添えられたイラストも和みます。
(干場弓子発行元 BOW&PARTNERS 代表)
瀕死のかれらを「生き抜けさせたもの」とは
『消えたい子どもたち:生きたいと思える社会へ』
著者:樋田敦子
出版社:地平社
大人たちは、「たまたま生き延びた子ども」に過ぎない。身近な人を亡くした経験をしてから、その意識はずっと頭の片隅にあります。どこかのボタンを少しかけちがえていたら、自分もまた、この世にいなかったかもしれない。
未成年の子どもたちの自殺率は、過去最高を更新しつづけてしまっています。本書の登場人物たちは、「消えたい」日常をなんとかサバイブできた人が中心ですが、よく言われるような学校でのいじめや家庭での虐待だけではない、さまざまな背景が見えてきます。
「この本が、子どもを含めた誰かの、生き延びるための選択肢を、ひとつでも増やすことができたらと願う。」(「まえがき」より)
(地平社 石田 翼)