Hiroko Hamada

[東京 4日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は大幅続落し、前営業日比3.56%(2246円50銭)安の6万0835円36銭となった。米中間選挙の開票作業が進む中、民主党の優勢が伝わっており、AI(人工知能)・半導体株の調整色が強まった。米株先物の下落も重しとなり、日経平均は約3カ月ぶりに節目の6万1000円を割り込んだ。

・日経平均は前営業日比0.17%安でスタートした後、次第に下げ幅を拡大

・米中間選挙の投開票が進む中、民主党の優勢が伝わり、ハイテク株が軒並み大幅安

・日経平均は一時3.62%(2282円)安の6万0799円11銭まで下落。取引時間中に6万1000円を割り込むのは、7月29日以来

・個別では、キオクシアホールディングスが11%超安。一時、節目の1万円割れとなった。フジクラ、アドバンテスト、ソフトバンクグループも大幅安

・個別材料を手掛かりにした物色は活発

・TOPIXは2.49%安の3832.27ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は4兆6940億4600万円

・東証33業種では、空運、不動産、陸運など5業種が値上がり。非鉄金属、石油・石炭製品、鉱業など28業種は値下がり

・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが417銘柄(26%)、値下がりは1104銘柄(71%)、変わらずは31銘柄(2%)

<大和証券 シニアストラテジスト 橋詰大輔氏>

「米中間選挙では事前の予測通り民主党が優勢と伝わる中で、AI規制強化の懸念から関連銘柄のポジションを落とす動きが強まった」

「しばらくは選挙後の政策動向を見極める動きになりそうだが、AI株や日経平均は上値の重い展開が続くと想定。短期的には値幅を伴った調整もありそうだ」

「一方、米中間選挙を消化した後は次第に企業業績に投資家の関心が向かうのではないか」

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