[北京 12日 ロイター] - 中国のゲーム・インターネット企業、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)は12日、第2・四半期の売上高が前年同期比11%増となったと発表した。人工知能(AI)関連投資を拡大する中、広告売上高の好調とゲーム収入の堅調な伸びに支えられた。

LSEGのデータによると、深センに拠点を置くテンセントは、6月末までの3カ月間の売上高が2048億元(303億6000万ドル)となり、アナリスト予想の2022億元とほぼ同水準だった。

純利益は前年同期比でわずか0.7%増の560億元にとどまり、アナリスト予想の618億元を下回った。

投資家は、テンセントの巨額のAI投資が利益を生み出し始めているのか、それとも単に利益率を圧迫しているだけなのかに注目している。

2025年の設備投資総額は約790億元で、24年の770億元から増加しており、同社は今年下半期にAI投資をさらに拡大する意向を示している。

第2・四半期の設備投資額は528億元で、第1・四半期の319億元から増加した。

テンセントは、チャットボット「Yuanbao」やオフィスアシスタント「WorkBuddy」など、幅広いAI製品ポートフォリオを構築している。

第2・四半期のゲーム事業を含む付加価値サービスの売上高は、8%増の984億元となった。国内ゲームの売上高は17%増の473億元に伸びた一方、海外ゲームの売上高は為替変動の影響により0.8%減の186億元となった。

マーケティングサービスの売上高は22%増の436億元となった。メッセージング、決済、ソーシャルメディアなどのサービスを統合した「微信(‌ウィーチャット)」エコシステムにおいて、AIのアップグレードが広告および価格設定を後押しし続けた。

フィンテックおよびビジネスサービスの売上高は9%増の603億元となり、AI関連サービスに対するクラウド需要が引き続き主要な牽引役となった。

テンセントは7月、AIモデル「Hunyuan」の最新バージョンである「Hy3」をリリースし、先週に世界中のユーザーに公開した。

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