Robert Howard Howard Schneider

[ワシントン 11日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀が11日発表した第2・四半期の家計債務・信用報告書によると、自動車ローンの新規融資額が過去最高を記録したほか、クレジットカードと住宅担保ローンの債務残高も増加した。

自動車ローンの新規融資額は2110億ドルと過去最高を更新した。ただ、これはインフレ調整後ではなく、名目ベースにとどまる。

住宅担保ローンの債務残高は190億ドル増加。連邦準備理事会(FRB)の研究者らは、これは4年間続くトレンドの一環であり、住宅ローンの全面的な借り換えに伴う現行の高金利を避けたいと考える高齢の住宅所有者が、代替手段として利用していることが背景にあるとの見方を示した。

第2・四半期の全体の家計債務残高は18兆8000億ドルと小幅に減少したものの、これは住宅ローンデータの報告方法の変更に伴うもので、第2・四半期の住宅ローン残高の減少分は、次回報告で同程度の増加によって相殺されると予想される。

信用全般の延滞率はわずかに低下し、未払い残高に占める割合は4.7%と、前四半期の4.8%から小幅低下した。

全体の延滞率の低下は、インフレ調整後の所得が減少したにもかかわらず、家計のバランスシートが平均的に底堅さを保っていることを示唆した。報告書に付随するニューヨーク連銀のブログ投稿で、スタッフエコノミストは、特にクレジットカードの延滞率はコロナ禍前の水準に比べれば依然として高いものの、安定しているように見えるとの見方を示した。

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