Parisa Hafezi Alexander Schirmer Alexander Cornwell

[ドバイ/テルアビブ 3日 ロイター] - 米国とイスラエルによるイラン攻撃に端を発した中東の紛争は3日、4日目に入った。米イスラエルの攻撃でイランの最高指導者ハメネイ師が死亡。イランとその代理組⁠織ヒズボラの報復により、湾岸地域全体が紛争に巻き込まれ、イラン、イスラエル、レバノンなど数百人の民間人が死亡している。

3日にはイスラエルの防空システムがイランのミサイルを迎撃、テルアビブ全域で爆発による揺れが発生した。

一方、イスラエルはテヘランにあ⁠るイラン国営放送IRIBの複合施設を攻撃したほか、レバノン各地の町では親イラン武装組織ヒズボラを標的にした攻撃を繰り広げた。

サウ⁠ジアラビア国防省によると、3日未明にイランからとみられるドローン(無人機)2機がリヤドの米国大使館を攻撃し、軽微な損傷と火災を引き起こした。少なくとも8機のドローンを到達前に迎撃したとしている。米政府は3日、カタール、クウェート、バーレーン、イラク、ヨルダンに駐在する緊急要員以外の職員とその家族に退避を命じた。

イスラム革命防衛⁠隊(IRGC)は3日、海軍部隊がバーレーンにある米空軍基地の主要司令部ビルと本部を破壊したと発表。作戦「真実の約束4」における第14波の⁠攻撃⁠だとした。

IRGCは声明で、早朝にシェイク・イサ地区の基地に対してドローンとミサイルによる大規模な攻撃を実施し、20機のドローンと3発のミサイルが目標に命中したと主張した。

イスラエルの攻撃計画に詳しい関係筋はロイターに対し、イスラエルの作戦は2週間の予定で想定以上に早く進んでいると指摘。ただ目的はイランの聖職者による支配体制の打倒で、それを達成す⁠るための明確な期限は設定されていないという。

同筋によると、イランの最高指導者殺害と防衛体制破壊の面で計画よりも早く進展しており、イスラエルの目標が達成される前に米国がイランと停戦合意する可能性から作戦を加速させている。

米軍はイラン国内で1250カ所以上の標的を攻撃し、イラン艦船11隻を破壊したと発表した。これまでに米軍兵士6人が死亡している。

<紛争長期化か>

イスラエルのネタニヤフ首相は、イランに対する米国とイスラエルの戦争は「ある程度」時間がかかる可能⁠性があるが、何年もかかることはないと述べた。

トランプ米大統領はホワイトハウスで行われたイベントで、イランへの広範な軍事作戦について正当性を訴えた上で「当初は4─5週間と見込んでいたが、それよりはるかに長く続ける能力がある」と強調した。

イスラエル軍の報道官は3日、対イラン軍事作戦について数週間にわたることを念頭に準備しているとした上で、地上部隊の投入は想定していないと説明した。

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