Maria Martinez

[5日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が5日発表した7月の鉱工業受注指数(季節・日数調整済み)は前月比2.9%増加し、予想に反してプラスとなった。

ただ、一部の大型受注の増加によるところが大きく、業界が持続的な回復基調に入るとの見方は少ない。

ロイターのアナリスト調査では1.5%減と予想されていた。

鉄道、船舶、航空機などの大型案件を除くと、新規受注は0.4%減少。一方、大型受注は86.5%増加した。

5─7月の新規受注はその前の3カ月から1.7%増加。

また、6月は4.6%増と当初発表(3.9%増)から上方修正された。

海外からの新規受注は5.1%増で、国内は横ばいだった。

バーデン・ビュルテンベルク州立銀行(LBBW)のシニアエコノミスト、イェンス・オリバー・ニコラシュ氏は「2カ月連続で好調な数字となったが、ドイツでは弱いデータが相次いでおり、例外的な事例となる可能性が高い。特に今回の指標では大型受注が決定的な役割を果たしている」と指摘。

コメルツ銀行のシニアエコノミスト、ラルフ・ソルベン氏は、鉱工業受注は年明けから安定しているようだが、購買担当者景気指数(PMI)などのセンチメント指標が弱く、警戒が必要だとし、少なくとも急ピッチな回復は期待できないと述べた。

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