一方で、この体位は「男性のもの」との考えを否定する声や「正常位だけがセックスではない」「腹を立てている人はユーモアのセンスがない」などの意見もあり、「ピンナップガールのようなサブリナにぴったり」「女性だって性行為を自由に楽しんでもいい」と擁護の声もある。
ちなみにサブリナは、その後のイタリア・ミラノ公演ではステージに横たわって指をあわせてつぼみのような形を作って手を振り、「一体何が欲しいの?」を意味するイタリアでポピュラーなジェスチャーを披露し、観客を熱狂させている。
キュートな顔立ちと少女のような格好とは裏腹に、セクシャルな演出や露出度の高い衣装、自身の性に焦点を当てた大っぴらな歌詞で若者を魅了するサブリナが、ステージパフォーマンスで批判を浴びたのはこれが初めてではない。
3月1日に英ロンドンで開催されたブリジット・アワード授賞式のオープニングでも、真っ赤なランジェリーにガーターベルトというセクシーな衣装でバッキンガム宮殿の衛兵の衣装を纏ったダンサーとピンクのハート型のベッドの上でセクシーなダンスを披露し、視聴者から苦情が殺到した。
「男性の視線を集めるためにやっている」と非難されることも多いサブリナだが、ユーモラスなパフォーマンスが持ち味なだけに、ファンからは「単なるジョークに過ぎない」「見ていて楽しいから、やめないで」とエールが送られている。
[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。
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