トランプの圧力、ロシアの侵攻...それでも揺るがぬウクライナの象徴
VOLODYMYR ZELENSKY
Artur Widak via Reuters Connect
<和平を迫る米国、侵攻を続けるロシア、そして政権中枢に及ぶ汚職スキャンダル。国家存亡の危機に直面するウクライナで、それでもウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、代わりのいない指導者であり続けている>
▼目次
「署名できない男」──ゼレンスキーが象徴するウクライナの覚悟
イギリスの18世紀の賢人サミュエル・ジョンソンは、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が和平交渉と汚職スキャンダルを乗り切ることができそうな理由を既に語っていた。「2週間後に絞首刑になると知ったとき、人の精神は驚くほど集中する」と。
ゼレンスキーとウクライナ国民は絞首台の縄を目の前にぶら下げられ、数日単位の残り時間で国家の運命を決めろと迫られている。とはいえ、今はゼレンスキーの下で結束する以外に選択肢はなさそうだ。





