小泉氏と高市氏で異なる距離感...政策よりパートナー選び?
林氏も維新の馬場伸幸前代表との会食が報じられるなど接近を強めているとみられる。もともと石破茂総裁の下、森山裕幹事長と維新の関係は良好と言われた。石破政権を支えた林氏だけに、自民内には「林氏は経験も豊富。問題なく維新との連携交渉に臨めるだろう」(衆院議員)との声がある。
高市氏は「パイプない」指摘も
一方、高市氏と維新の関係は現時点では未知数だ。2023年、高市氏の地元・奈良県知事選で維新公認の新顔が当選。県連会長として指揮を執った高市氏が苦杯をなめた経緯もある。陣営の一人は「自民の意志がよくわからないうちは連立相手を決められない」。参院幹部は「高市氏に野党とのパイプはないのでは」と話す。
維新に加え、国民民主党も連携の候補になり得る。玉木雄一郎代表は16日の記者会見で、昨年12月に自公と結んだガソリンの暫定税率廃止と「103万円の壁」の178万円への引き上げに関する幹事長合意を引き合いに、「この約束をしっかり引き継ぎ、誠実に実現に向けて努力していただける方」の新総裁就任を求めた上で、「合意を守ってくれるかどうか、その中で信頼が生まれてくる」と含みをもたせた。
すでに立候補会見を開いている茂木敏充前幹事長は、維新と国民民主を名指しし早急に連立の拡大を目指す考えを表明した。小林鷹之元経済安保担当相は「政策の連携の先に連立の姿が見えてくる」と述べたものの、「自民のスタンスが固まる前の数合わせの連立は本末転倒だ」とした。
自民は昨年の衆院選と今年の参院選で連敗。衆参ともに自公過半数割れの状況だ。目下の経済対策はもちろん、来年度当初予算の編成を見据えても野党との連携は欠かせない。そもそも、仮に野党が結束すれば国会での首班指名で首相に選ばれない可能性すらある。
党総裁選管理委員会は17日、告示後に候補者による複数の討論会や東京・名古屋・大阪で演説会を開く方針を決めた。政策実現の前提となる野党との連携について、各候補がどこまで具体的な見通しをアピールできるかが焦点となりそうだ。
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