「ディルドを投げるのはやめて...」WNBAの試合で性的玩具が投げ込まれる事件が続出、「女性蔑視」と怒りの声
The WNBA Has a Sex Toy Problem
本誌の取材に対し、複数の法律専門家が一連の問題について見解を示している。
ペンシルベニア州ローレンス郡の元地方検事であるマシュー・マンジーノは、この行為を「危険」と明言し、責任者に対して地元当局が厳正に起訴すべきだと訴えた。
「この行為は選手や観客にとって危険なだけでなく、性差別的かつ女性蔑視的だ。長年スポーツファンをやってきたが、男性アスリートに向けて性的玩具が投げられたのを見たことがない」
「地元当局は厳正に起訴すべきだし、ファンも違反者を見逃さず指摘する責任がある。WNBAも、MLBが差別的ヤジに対処するように、違反者を無期限に出禁にすべきだ」
また、バージニア州の元司法次官補ジーン・ロッシも、観客の責任をこう語る。
「スポーツイベントにおいて、観客はチケットを買うことで優れたアスリートのプレーを見る『権利』を得ている。WNBAの試合でも、応援したり、ブーイングしたり、一定のマナーの範囲で自己表現する権利はある。しかし、物を選手に投げるような暴徒やならず者は、その権利を放棄したことになる。即座に退場させ、起訴し、場合によっては収監すべきだ。寛容は不要だ」