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ロボット

ロシア警察、人型ロボットを逮捕?

2016年9月29日(木)16時29分
高森郁哉

過去には「脱走」の前科も

 Inverseは、プロモボットが今年6月に2回、開発研究所から「脱走した」ことも報じている。以下の動画は、公道の真ん中でバッテリーが切れて止まり、交通の邪魔になっている様子を報じるニュース映像だ。


 ただし、これらの動画はみな、YouTubeのプロモボット公式チャンネルに投稿されている。つまり、開発元はこれらの出来事を不祥事ではなく、宣伝材料としてとらえているということだ。今回の件はプロモボットが警官に囲まれたところを「逮捕された」と誇張したのかもしれないし、脱走の件は「仕込み」があった(わざと逃がした)のかもしれない。

「ポケモンGO」ブームにも便乗

 プロモーション用途のロボットらしく、話題作りには工夫を凝らしているようだ。7月には、プロモボットが「Android」OSのエミュレーターを走らせ、その上で「ポケモンGO」をプレイしている動画も投稿されている。


 同社サイトによると、10月26日にはプロモボットの最新版「V.3」の発表イベントを開催する予定だという。

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