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「3Dプリンター食品」が食糧難を救う

NASA Awards Grant for 3D Food Printer

NASAが3D食品プリンターに開発費を供与、世界と宇宙の食料事情が変わる?

2013年5月23日(木)15時44分

 クリック一回で食べ物を「プリントアウト」できる日が来る?

 SF映画のような話だが、そんな話が近く現実になる可能性がある。NASA(米航空宇宙局)が世界初の3Dフードプリンターの研究に資金を投入すると発表したからだ。

 機械工学エンジニアのアンジャン・コントラクターが発案したこの新しい技術を使えば、数年間の宇宙ミッションに出る宇宙飛行士の「調理」に使えるだけでなく、アレルギー向けなどの特別食を「プログラム」することも可能になるという触れ込みだ。

 さらに重要なのは、世界の食糧難を解決する可能性もあるということ。

「現在の食糧供給体制では、将来120億人に増える人口を十分に食べさせることはできないと、多くの経済学者は考えている」と、コントラクターは言う。「最終的には、何を食べ物とみなすかという考え方を変えるしかないだろう」

第一弾は「ピザ」プリンター

 コントラクターが勤めるシステムズ・マテリアルズ・リサーチ・コーポレーション(SMRC)社は、この計画を進めるためにNASAから6カ月分の開発費12万5000ドルを提供されることになった。

 この3Dプリンターは、たんぱく質や炭水化物、砂糖などの原料を使い、既存の3Dプリンターと同じような手法で、層を何枚も噴射して重ねていくことで栄養のある食べ物を作り出す。

 最初の試作品は、3D「ピザ」プリンターになる予定。コントラクターによれば、今後数週間で組み立てを開始したいとしている。

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