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「2024年問題」に備えを...eve autonomyの自動搬送サービス「eve auto」が進める労働・環境問題解決への一歩

2023年9月21日(木)09時40分
ニューズウィーク日本版編集部SDGs室 ブランドストーリー

「eve auto」の運行管理システム場面

「eve auto」の運行管理システム場面。自動運転技術を用いるため最短一週間で運用が開始できる。

EV車両を使用することで、カーボンニュートラルの実現に貢献

さらに、これまでトラックなどで行われていた工程を、CO2を排出しないEV車両に置き換えることで、工場内のCO2削減にも繋げることができる。

実際にサービスを利用している企業からは、「DXやカーボンニュートラルの推進に繋がった」「労働環境を改善でき、人材の定着性が向上した」といった反響があったという。

2022年11月にサービスを開始して以来、自動車や電機、石油化学をはじめとした製造業や倉庫業など幅広い業種で需要があり、現在は国内21社で35台が導入されている。

代表取締役CEOの星野亮介氏は今後の展望について、「1000台稼働を目標とし、工場内搬送の無人化、省人化を目指すと共に、フォークリフトやトラックの台数を減らすことで、工場内から排出されるCO2削減につなげていきたい 。また、日本と同じように労働力不足に悩む国に進出し、世界が抱える社会問題の解決に貢献したい」と語る。

アメリカや中国では、乗用車・商用車でのEV化や自動運転は進んでいるが、eve autonomyはそういった技術を製造現場での課題解決に活用したことが画期的と言えるだろう。ディーセントワークやカーボンニュートラルの重要性が高まる中で、「eve auto」は世界でも注目の取り組みとなっていくはずだ。

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