最新記事
依存症

ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やってはいけない「3つの行動」とは?【国際研究チーム】

Psychologists Reveal Three Signs That Your Porn Use is Problematic

2025年11月20日(木)18時15分
メリッサ・フルール・アフシャー
PCを眺める男性

インターネットでポルノを見る際には注意が必要だ(写真はイメージ) chaossart-shutterstock

<インターネットの普及で手軽にポルノにアクセスできるようになったが、それに伴い、ポルノ依存症という問題も発生している>

インターネットの普及により、人々はより簡単にポルノコンテンツを楽しめるようになった。

しかし、中にはポルノに依存してしまい、多くの時間やお金を消費して、日常生活に支障をきたすケースも存在する。

【動画】ポルノ依存症かな?と思ったら今すぐチェック! ポルノ依存症の「7つのサイン」


オーストラリアのモナシュ大学、ブラジルの非営利団体のドール研究教育機関(IDOR)、リオデジャネイロ連邦大学(UFRJ)の研究チームは、過去1年以内に最低一度はポルノを視聴したアメリカとイギリスの男性を対象に、ポルノ使用時の行動がどのように問題的ポルノ使用(ポルノの依存的使用の総称。PPU)と関わるのかを調査した。

加えて、2000人の男性に対して、衝動性、感情処理のメカニズム、有害であると分かっていてもポルノ使用を減らしたり中止したりするのが困難かについての自己申告についても評価した。

結果、2時間以上続く、あるいは複数回のオーガズムを伴う「ビンジ視聴」、オーガズムを意図的に遅らせる「エッジング」、頻繁に動画やページを切り替える「タブ・ジャンピング」といった行動が、PPUに共通して見られる特徴であることを突き止めた。

加えて、ポルノを長く見れば見るほど快感は薄れていき、そうした快感への慣れがPPUに典型的に見られる傾向であることも明らかになった。ポルノコンテンツへの耐性がつき、かつて味わったのと同じ興奮を得るために、より刺激的あるいは新奇な内容を求めることが、行動制御の喪失につながっているのだ。

こうした「新たなコンテンツを探し続ける行動」は、強迫的な行動を強化する役割を果たす可能性がある。

【参考文献】

Ince, C., Albertella, L., Liu, C., Tiego, J., Fontenelle, L. F., Chamberlain, S. R., Yücel, M., & Rotaru, K. (2024). Problematic pornography use and novel patterns of escalating use: A cross-sectional network analysis with two independent samples. Addictive Behaviors, 156.

事件
ニューズウィーク日本版メンバーシップ登録
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

NY外為市場=ドル上昇、米雇用統計予想下回る 円は

ワールド

米、ベネズエラと連携し石油タンカー拿捕=トランプ氏

ビジネス

米国株式市場=S&P500過去最高値、ブロードコム

ワールド

韓国から無人機新たに飛来、北朝鮮が主張
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 5
    「不法移民からアメリカを守る」ICEが市民を射殺、証…
  • 6
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 7
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 8
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 9
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 10
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 5
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 6
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 7
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 8
    アメリカ、中国に台湾圧力停止を求める
  • 9
    「グリーンランドにはロシアと中国の船がうじゃうじ…
  • 10
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 7
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 8
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 9
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 10
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中