米ハイテク株投資が一部で恐る恐る再開...強気筋も警戒緩めず
大型ハイテク株は不況に強いとの指摘も
ナティクシス・インベストメント・マネージャーズ・ソリューションズのポートフォリオストラテジスト、ギャレット・メルソン氏は、景気悪化に対する懸念が続けば、大型ハイテク株が買われる可能性があると指摘。
こうした企業には「防弾」バランスシートと、厳しい経済環境でも利益を伸ばせる力があり、多くの投資家の目には「新たなディフェンシブ安全資産」と映っているという。
今月は8日に新規失業保険申請件数、14日に消費者物価指数(CPI)が発表があり、しばらく状況を見極めた方が良いとの指摘もある。
ランズバーグ・ベネット・プライベート・ウエルス・マネジメントのマイケル・ランズバーグ最高投資責任者は「投資家には、市場が上昇した局面で保有するハイテク株と工業株の一部に換金売りを出し、今後の浮き沈みと、より良いエントリーポイント(取引開始のタイミング)に備えることを推奨する」と述べた。
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