コラム

「路上でアクロバット芸」「不妊の体に」......中国五輪金メダル至上主義の数えきれない犠牲者たち

2024年08月22日(木)16時34分
ラージャオ(中国人風刺漫画家)/トウガラシ(コラムニスト)

ポイント

国家荣誉、政治任务、国际形象、舆论压力 国家の名誉、政治的使命、国際的イメージ、世論の圧力

東亜病夫 清朝末期以降、不潔な生活による感染症やアヘン中毒に侵された中国人、ひいては弱体化した中国そのものを中国人自らが揶揄した言葉。共産中国成立以降は外国人が中国を侮蔑する言葉と受け取られた。

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プロフィール

風刺画で読み解く中国の現実

<辣椒(ラージャオ、王立銘)>
風刺マンガ家。1973年、下放政策で上海から新疆ウイグル自治区に送られた両親の下に生まれた。文革終了後に上海に戻り、進学してデザインを学ぶ。09年からネットで辛辣な風刺マンガを発表して大人気に。14年8月、妻とともに商用で日本を訪れていたところ共産党機関紙系メディアの批判が始まり、身の危険を感じて帰国を断念。以後、日本で事実上の亡命生活を送った。17年5月にアメリカに移住。

<トウガラシ>
作家·翻訳者·コラムニスト。ホテル管理、国際貿易の仕事を経てフリーランスへ。コラムを書きながら翻訳と著書も執筆中。

<このコラムの過去の記事一覧はこちら>

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高齢者医療専門家の和田秀樹医師が説く――脳の健康を保ち、認知症を予防する日々の行動と心がけ

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