プレスリリース

奈良で開催「第13回国際ゲノムフェスティバル」についての記事を『人民日報海外版日本月刊』にて公開

2025年05月08日(木)12時45分
『人民日報海外版日本月刊』は、4月23日に奈良で開催された「第13回国際ゲノムフェスティバル」についての記事を公開しました。

https://peoplemonthly.jp/n16226.html

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/435557/LL_img_435557_1.jpg
第13回国際ゲノムフェスティバルが奈良で開幕

ヘルスケアテクノロジーを結集し、長寿の未来を切り拓く。4月23日、世界ハイテク協力協会及び珍奥双迪健康産業管理集団が主催し、百奥泰集団が運営する「第13回国際ゲノムフェスティバル」が奈良県コンベンションセンターで盛大に開催された。

2013年のノーベル医学・生理学賞受賞者のトーマス・スードフ氏、珍奥双迪健康産業管理集団の劉洪董事長をはじめ、中国、米国、日本、オーストラリアをはじめとする38カ国・地域から200名を超える科学者、業界のリーダー、ヘルスケア分野の専門家が一堂に会し、ライフサイエンス分野の世界的祭典に出席した。

国際ゲノムフェスティバルの共同発起人であり、大会委員長を務める陳玉松氏、同じく共同発起人で、大会執行委員長の梅暁丹氏、大会事務長の潘暁非氏から、祝福のメッセージが寄せられた。

今回のゲノムフェスティバルは、世界のバイオテクノロジーおよびヘルスケア分野の研究者、研究機関、大学、企業のための産学官連携によるイノベーションプラットフォームを構築し、国際バイオ医薬産業のハイクオリティ発展の促進を目的としている。席上、南オーストラリア大学のピーター・ホフマン博士、北京大学の徐美虹副教授をはじめ、6名の科学者が健康長寿などをテーマに最新の研究成果を発表した。

当大会で大きく注目を集めたのは、珍奥集団が北京大学医学部公共衛生学院の李勇教授の研究チームに委託し実施している『ヌクレオチドによる老化抑制と健康寿命延伸研究』プロジェクトが、再び大きな進展を遂げたことだ。

老化抑制に関する臨床試験の最新の成果に基づき、北京大学副教授の徐美虹博士が『Targeting Aging and Promoting Longevity with Exogenous Nucleotides(TALENTs):ヌクレオチドによる老化抑制と寿命延伸に関する臨床試験』と題する報告を行った。この研究では、60~70歳の高齢者121名を対象に19週にわたって臨床試験を実施した結果、外因性ヌクレオチドの補充によって、高齢者のDNAメチル化年齢(生理的年齢の重要指標)が平均3.08歳も若返り、あわせて糖脂質代謝や体成分指標も改善し、さらに疲労感が大幅に軽減されることが確認された。

本プロジェクトは、ノーベル賞受賞者トーマス・スードフ氏の立ち会いのもと、第13回国際ゲノムフェスティバルにおいて「科学研究成果ブレークスルー賞」を受賞した。この成果は、ヌクレオチドによる老化抑制効果に対する認識を一新しただけでなく、人体応用レベルで新たな老化抑制・寿命延伸ソリューションをもたらすものとなった。

続いての円卓フォーラムでは、ノーベル賞受賞者トーマス・スードフ氏、徐美虹副教授、劉洪董事長らが登壇し、核酸による老化抑制・健康寿命延伸に関する臨床試験の成果やその評価、産業を通じた実用化などをテーマに、ハイレベルな対話が繰り広げられた。

当イベントは、『人民日報海外版日本月刊』、『日本華僑報』をはじめ多くのメディアが注目し、国際ゲノムフェスティバルの盛況ぶりを多角的・包括的に報道した。現地には記者も派遣され、珍奥双迪健康産業管理集団の劉洪董事長への単独取材も行われた。

国際ゲノムフェスティバルは、ライフサイエンス分野の「ダボス会議」とも呼ばれ、2005年4月25日、珍奥双迪と百奥泰が共同で立ち上げ、これまでに、30余名のノーベル賞受賞者、数万名の業界関係者及び科学技術エリートが参加し、1000万人以上から成るシンクタンクを形成し、ハイレベルの国際学術交流・協力を通じて、ハイレベル人材の連携を促進し、世界のバイオテクノロジー成果の実用化を加速し、ライフサイエンス発展の風向計と評価されている。


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プレスリリース提供元:@Press
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