プレスリリース

すみだ北斎美術館、特別展「北斎サムライ画伝」を12月14日~2月25日開催

2023年09月28日(木)09時30分
すみだ北斎美術館(東京・墨田区)は2023年12月14日(木)から2024年2月25日(日)まで特別展「北斎サムライ画伝」を開催いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/370244/LL_img_370244_1.jpg
特別展「北斎サムライ画伝」チラシ表1表4

サムライは、江戸時代に生きた北斎にとって身近な存在でした。本展では、源頼朝や徳川家康など名の知れたサムライだけでなく、北斎と門人たちの目に映った江戸市中に暮らす太平の世のサムライを描いた作品も展示します。また、実際にあった戦いや物語の中の戦う場面を描いた作品もご覧いただきます。江戸時代の人々が抱いていたサムライのイメージにふれるとともに、北斎たちによるサムライの姿をご堪能ください。さらに、刀や鑓といった戦いの道具を取り上げた作品も紹介し、刀剣博物館所蔵の「太刀 銘 信房作」(重要文化財)なども展観します。刀剣そのものと描かれた刀剣を見比べて、イメージをふくらませながら北斎の表現力をお楽しみください。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/370244/LL_img_370244_3.jpg
特別展「北斎サムライ画伝」WEB用バナー

■開催概要
展覧会名 : 特別展「北斎サムライ画伝」
会期 : 2023年12月14日(木)~2024年2月25日(日)
※前後期で一部展示替えを実施
前期...2023年12月14(木)~2024年1月21日(日)
後期...2024年1月23日(火)~2024年2月25日(日)
休館日 : 毎週月曜日
開館...1月2日(火)、1月3日(水)、1月8日(月・祝)、
2月12日(月・振休)
休館...12月29日(金)~1月1日(月・祝)、1月4日(木)、
1月9日(火)、2月13日(火)
会場 : すみだ北斎美術館 3階企画展示室、4階企画展示室
開館時間 : 9:30~17:30 (入館は17:00まで)
主催 : 墨田区・すみだ北斎美術館
観覧料 : 一般1,200円、高校生・大学生900円、65歳以上900円、
中学生400円、障がい者400円、小学生以下無料
ホームページ: https://hokusai-museum.jp/Samurai/

●前売券及び当日観覧券の発売日・販売方法や、各種割引の詳細、団体でのご来館、最新のイベント情報は、すみだ北斎美術館公式ホームページをご覧ください。
●観覧日当日に限り、AURORA(常設展示室)もご覧になれます。


■音声ガイド
お手持ちのスマートフォンとイヤホンで『北斎サムライ画伝』の世界をご案内します。
利用料金500円(税込)
※イヤホンの貸出はございません。イヤホンが無い場合はご利用になれませんので、ご注意ください。


■本展の見どころ
1. 北斎の描く名うてのサムライたち
江戸時代に描かれた浮世絵には、平安時代や鎌倉時代、安土桃山時代の名の知られたサムライが描かれたものや、戦いの場面が描かれた挿絵などもあります。本展では、北斎や門人の作品から、江戸時代の人々がかつてのサムライに抱いていたイメージをご紹介します。

▼楠木正成(右)

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/370244/LL_img_370244_4.jpg
葛飾北斎「楠多門丸正重 八尾の別当常久」すみだ北斎美術館蔵(前期)

▼那須与一

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/370244/LL_img_370244_5.jpg
葛飾北斎『絵本武蔵鐙』下 那須の与市宗高 扇の的のほまれ すみだ北斎美術館蔵(通期)

2. 北斎と生きた平和な世のサムライたち
北斎が生きた江戸時代は、大きな戦いのない平和な世の中で、サムライの活躍する場所や役割もそれまでと比べて大きく変化しました。北斎が活写する、同時代に生きた平和な世のサムライたちの姿をご覧ください。

▼早駆けのサムライ

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/370244/LL_img_370244_6.jpg
葛飾北斎「冨嶽三十六景 隅田川関屋の里」すみだ北斎美術館蔵(後期)

▼参勤交代のサムライ

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/370244/LL_img_370244_7.jpg
葛飾北斎「冨嶽三十六景 従千住花街眺望ノ不二」すみだ北斎美術館蔵(通期)※1

3. 北斎の波と刃文の波の共演!!
北斎の代表作「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」と、濤瀾刃(とうらんば)*が特徴的な「刀 銘 津田越前守助広延宝九年八月日」を並べて展示します。ともに江戸時代に制作され、波の動きを捉えて表現した作品といえます。北斎によって描き出された大波の迫力と、打ち寄せる波がそのまま映されたような刃文の妙をお楽しみください。重要文化財の「太刀 銘 信房作」も展示します。*濤瀾刃(とうらんば)...押し寄せる波のような形状をした刃文

画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/370244/LL_img_370244_8.jpg
葛飾北斎「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」すみだ北斎美術館蔵(通期)※1

画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/370244/LL_img_370244_9.jpg
「刀 銘 津田越前守助広延宝九年八月日」刀剣博物館蔵(通期)

※1 半期で同タイトルの作品に展示替えをします。


■関連イベント
○講演会「北斎一派の作品から学ぶ日本刀」
講師 公益財団法人 日本美術刀剣保存協会 学芸部博物館事業課主任 荒川史人
日時 2024年1月20日(土)14:00~15:30(開場13:30)
会場 MARUGEN100(講座室)
定員 40名(13:30から整理券配布)
料金 無料(ただし、企画展観覧券か前売券、または年間パスポートが必要です)

○スライドトーク「北斎サムライ画伝」展の見どころ
講師 本展担当学芸員
日時 2024年1月13日(土)、2月10日(土) 14:00~14:30(開場13:30)
会場 MARUGEN100(講座室)
定員 40名(13:30から整理券配布)
料金 無料(ただし、企画展観覧券か前売券、または年間パスポートが必要です)


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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