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英防衛メーカーが砲弾生産を「16倍に増産」で起きること...「戦時体制」ロシアへの備えの本気度
BAEシステムズ工場の生産ライン(2011年6月) Phil Noble-Reuters
<英国を代表する防衛メーカー「BAEシステムズ」が、爆薬生産能力を大幅に拡大するとの情報。敵国による攻撃を想定して新生産拠点は3つに分散 するという>
[ロンドン発]ウクライナ戦争を巡り第2次トランプ政権の脱欧州政策が進む中、英国を代表する防衛メーカー、BAEシステムズは北大西洋条約機構(NATO)標準弾薬の155ミリメートル砲弾の生産を今後2年間で16倍に増産する計画だと英紙タイムズ(4月20日付)が報じた。
同紙によると、英国は米国とフランスへの弾薬依存をなくすため爆薬生産能力を大幅に拡大する。英陸軍の155ミリメートル砲弾や他の武器に使用される爆薬RDX(トリメチレントリニトロアミン)を生産するため英国の拠点に「輸送コンテナ工場」を設置する。
BAEシステムズは敵国の攻撃を受けた場合を想定して新しい生産拠点を3つに分散させることを検討中だ。ドナルド・トランプ米大統領の下で米国は欧州にとって信頼できないパートナーになる中、英国と欧州は米国製装備品への依存度を減らす動きを早めている。
米国の国際武器取引規制(ITAR)への懸念
BAEシステムズはこれまで米国とフランスの供給元からRDXを輸入してきた。しかし米国製爆薬を使用した武器弾薬は米国の国際武器取引規制(ITAR)の対象になり、米国が将来、使用・販売を禁止する恐れがある。このため世界初の自動化技術を活用して自国生産に切り替える。
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