【銘柄】いまや国策銘柄...インフレと金高騰を追い風に沸騰するリユース業界で異彩を放つバイセルテクノロジーズ
金価格の歴史的高騰もリユース業界の追い風に Free1970 - stock.adobe.com
<インフレが定着しつつある2026年。節約へ向かう消費者心理を追い風にリユース業界が好調だ。なかでもバイセルテクノロジーズは、国策銘柄かつDX関連としても投資家の注目を集めている>
2025年はコメ価格の高騰が大きなニュースとなり、「古古古米」や「物価高」などインフレに関する単語が「新語・流行語大賞」にもノミネートされました。値上げされた品目は2万以上に上り、値上げが常態化しつつあります。
こうした中、節約や生活防衛が追い風となり、リユース業界の業績が伸びています。
金価格の歴史的高騰も業界の追い風に
歴史的な金価格上昇も、リユース業界の好調さに拍車をかけています。国内の金小売価格は上昇が続いており、昨年末にはついに1グラムあたり2万5000円を超える歴史的な高値を記録しました。
円安や地政学的リスクの上昇により、安全資産とされる金に資金が流入したのです。年金資金や世界の中央銀行も、基軸通貨の米ドルや円から代替資産として金の購入を続けています。
この価格上昇を受けて、家に眠っている貴金属やジュエリーなどを現金化したい、という消費者ニーズが高まり、リユース業界の追い風となっているのです。
拡大続くリユース業界で異彩放つ
リユース業界の市場規模は、2025年で約3.2兆円程度と見込まれています。年平均成長率(CAGR)約5%が続いており、2030年には4兆円規模になると予想されています。店舗型だけでなくEC(電子商取引)やフリマサービスなどが成長を牽引すると目されます。
そんなリユース業界の中でも特に注目されるのが、バイセルテクノロジーズ(BuySell Technologies)<7685>です。店舗型・EC型を主力とするゲオホールディングス<2681>やブックオフグループホールディングス<9278>などと一線を画す「出張買取」を強みとしています。
なかでも、重くてかさばる着物や骨董品、貴金属などを多く保有するシニアの富裕層に特化。終活や遺品整理などのニーズを捉え、自宅に訪問して査定するスタイルが伸びており、買い取り件数の伸びにつながっています。
出張買取の「バイセル」ブランドのほか、百貨店内の「総合買取サロン タイムレス」、美術品・骨董品専門の「日晃堂」など複数のブランドを展開しています。
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