トルコ中銀、1%利下げ インフレ警戒で緩和ペース減速

トルコ中央銀行は23日、政策金利の1週間物レポ金利を100ベーシスポイント(bp)引き下げ、39.5%とすることを決定した。写真はトルコ中銀のロゴ。アンカラで2024年2月撮影(2025年 ロイター/Cagla Gurdogan)
[イスタンブール 23日 ロイター] - トルコ中央銀行は23日、政策金利の1週間物レポ金利を100ベーシスポイント(bp)引き下げ、39.5%とすることを決定した。長期的な物価の抑制傾向が鈍化を示す中、インフレリスクの再燃を警戒し、利下げペースを緩めた。
ロイターがまとめたエコノミスト17人の調査では、中央値は100bpの引き下げだった。多くが利下げを予想する一方、4人が据え置きを予想していた。
トルコ中銀は、7月会合で300bpの利下げを決めた後、9月の前回会合では、予想を上回るインフレや政治リスクの高まりを受け、250bpに利下げ幅を圧縮していた。
トルコの9月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比上昇率が33.29%だった。市場予想を大幅に上回ってインフレが高進したほか、10月もこうした傾向が続くとみられている。中銀は今回の会合後に声明で、9月に物価の上昇傾向が高まったと指摘し「最近の指標は需要がディスインフレ水準にあることを示唆する一方、そのプロセスが減速している」と述べた。
中銀は「金利の調整幅はインフレ見通しに焦点を当て、会合ごとに慎重に検討する」と強調。物価見通しが目標から大きく乖離すれば、引き締め姿勢を強める姿勢を改めて表明した。
エコノミストらは、12月の会合でも利下げを継続し、政策金利が37.5%に低下すると予想している。ただ9月時点では、年末の政策金利見通しを37%としていた。
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