日経平均は反発、終値で初の4万5000円台 半導体株がけん引

東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比513円05銭高の4万5303円43銭で取引を終えた。写真は東京証券取引所。2024年12月、東京で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Hiroko Hamada
[東京 18日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比513円05銭高の4万5303円43銭で取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)を無難通過した安心感から日本株は堅調な展開となり、終値で初めて4万5000円台に乗せた。AI(人工知能)需要への期待が継続する中、半導体株に買いが入り、相場を押し上げた。一時700円超高となる場面もあった。
日経平均は前営業日比120円高と底堅くスタートした後、上げ幅を広げ、前日に付けた取引時間中の最高値を更新した。買い一巡後は伸び悩む場面もあったが、次第に買い圧力が再び強まり、後場には一時、718円高の4万5508円67銭まで上値を伸ばした。後場後半にかけては4万5300円台でもみ合った。
米半導体企業の堅調な業績を背景に、市場では「AI需要に対する『期待先行』で買われるのではなく実需の高さが半導体株の買いを誘っている状況」(丸三証券の投資情報部長・丸田知宏氏)との指摘が聞かれた。ハイテク株主導で相場が上昇する流れは続くと予想され、「目先は半導体以外のAI関連銘柄も循環的に買われるのではないか」(丸田氏)という。
19日公表される日銀の金融政策決定会合の結果にも関心が集まるが、「据え置きが予想されており、無難通過となりそうだ。植田和男総裁の記者会見で次の利上げのタイミングなどを探りたい」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。
TOPIXは0.41%高の3158.87ポイントで取引を終了。プライム市場指数は0.41%高の1626.09ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は4兆8546億9500万円だった。東証33業種では、電気機器、非鉄金属、金属製品など16業種が値上がりし、電気・ガス、その他製品、空運など17業種は値下がりした。
個別では、東京エレクトロン、アドバンテストが大幅高となり、2銘柄で日経平均を302円ほど押し上げた。一部証券会社が目標株価を引き上げたレゾナック・ホールディングスも大幅上昇した。
さくらインターネットはストップ高。政府が自国のデータや技術をもとにした国産AIの開発に乗り出すとの報道が手掛かりとなった。
一方、IHIや川崎重工業、任天堂は下落した。
プライム市場の騰落数は、値上がり912銘柄(56%)に対し、値下がりが637銘柄(39%)、変わらずが69銘柄(4%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 45303.43 +513.05 44910.50 44,815.40─45,508.67
TOPIX 3158.87 +13.04 3154.58 3,136.78─3,169.68
プライム市場指数 1626.09 +6.71 1622.72 1,614.95─1,631.54
スタンダード市場指 1498.03 +2.91 1498.11 1,493.68─1,499.72
数
グロース市場指数 990.96 -2.50 996.36 988.55─999.67
グロース250指数 761.53 -1.96 765.55 759.38─768.38
東証出来高(万株) 174799 東証売買代金(億円) 48546.95
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