ボーイング防衛品工場ストが13週目に突入、労組投票で会社提案否決
10月26日、米航空機大手ボーイングの防衛装備品工場で戦闘機納入などの遅れをもたらしている従業員のストライキが13週目に突入した。写真はストを行う組合員ら。8月4日、ミズーリ州バークレーで撮影(2025年 ロイター/Lawrence Bryant)
Dan Catchpole
[26日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングの防衛装備品工場で戦闘機納入などの遅れをもたらしている従業員のストライキが13週目に突入した。26日に経営側の提示した新たな労働協約案が国際機械工・航空宇宙労働組合(IAM)組合員の投票で否決されたためだ。
ストが行われているのは、中西部ミズーリ州セントルイスにあるボーイング工場。IAM指導部は投票後の声明で、ボーイングは約3200人の労働者のニーズを解決できていないと批判。IAMのブライアント会長は「ボーイングは従業員の声に耳を傾けると主張してきたが、本日の投票結果はそうでないことを証明している。経営陣は、最先端の軍用機、まさに米軍兵士と国家の安全を守り続けている航空機や兵器システムを製造している人々を相変わらず侮辱している」とコメントした。
今回の経営陣の提案は、これまで組合側が拒否してきたのとほぼ同じ内容だった。批准賞与が削減された代わりに向こう3年で3000ドル相当の自社株が付与され、一定期間会社にとどまることで支給する賞与1000ドルを加算した。また最も高い給与水準の労働者について協約期間4年目の賃上げ率を改善した。
ボーイングで戦闘機開発プログラムなどを統括するダン・ギリアン副社長は、この提案は業界で最高の条件だと訴えている。
一方IAM指導部は、退職積立金プランへの会社の拠出金増額や批准賞与を、同社が太平洋岸北西部地域の商用機部門労働者に対して昨年提示した1万2000ドルに近い水準にするよう求めていた。
組合側は今月16日、ボーイングが誠実な団体交渉を怠っているとして、連邦政府の独立行政機関、全米労働関係委員会(NLRB)に正式な不服申し立ても申請している。
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