午前の日経平均は続伸、一時初の4万5000円 米ハイテク株高が支援

東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比641円38銭高の4万2580円27銭で取引を終えた。写真は2024年12月、東京証券取引所で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 16日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比136円01銭高の4万4904円13銭となった。国内の連休中に米国市場でハイテク株高となったことを好感する動きが先行し、初の4万5000円台に一時上昇した。買い一巡後は、達成感から利益確定売りが上値を抑えた。
日経平均は史上最高値を更新して寄り付いた後も上値を伸ばし、一時287円高の4万5055円38銭に上昇、初めて4万5000円を上回った。日本の連休期間中に米国市場で利下げ期待やAI(人工知能)需要拡大への思惑を背景にハイテク株高となったことが材料視された。TOPIXも取引時間中の史上最高値を更新した。
半導体関連株やハイテク株を中心に買いが先行した。トランプ米政権が日本から輸入する自動車などへの関税をきょうから15%に引き下げることが意識され、自動車株はしっかりだった。
一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催(16―17日)を控え、目先は上値の追いにくさも意識されている。日米ともに、株価のバリュエーションの高さへの警戒感はくすぶっており、大台に乗せた後は利益確定売りが強まる場面もあった。日経平均は一時マイナスに転じた。
日経平均の4万5000円到達について「(米国での)0.5%の利下げを織り込むような動きといえる。0.25%の利下げにとどまるようなら、いったんは行き過ぎた買いを解消する動きになるリスクがある」(内藤証券の田部井美彦投資調査部長)との声が聞かれた。
TOPIXは0.41%高の3173.57ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は2兆6154億0500万円だった。東証33業種では、値上がりは石油・石炭製品や精密機器、輸送用機器など26業種、値下がりはその他製品や不動産、小売など7業種だった。
東京エレクトロンやTDKが堅調。トヨタ自動車はしっかりだった。一方、ソフトバンクグループやフジクラは取引時間中の上場来高値を更新した後、マイナスに転じた。任天堂は軟調だった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1098銘柄(67%)、値下がりは454銘柄(28%)、変わらずは66銘柄(4%)だった。
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