米CFTC、登録取引所で上場現物暗号資産の取引許可へ

8月4日、 米商品先物取引委員会(CFTC)は、CFTC登録先物取引所に上場された現物暗号資産(仮想通貨)契約の取引を許可すると発表した。写真はワシントンのCFTCで2020年8月撮影(2025年 ロイター/Andrew Kelly)
[4日 ロイター] - 米商品先物取引委員会(CFTC)は4日、CFTC登録先物取引所に上場された現物暗号資産(仮想通貨)契約の取引を許可すると発表した。
CFTCのファム委員長代行は、米証券取引委員会(SEC)の「プロジェクト・クリプト」と連携し、連邦レベルでのデジタル資産の即時取引を可能にすると述べた。
CFTCは指定された市場で現物暗号資産契約を上場する方法についてステークホルダー(利害関係者)のフィードバックを求めるとした。
SECのアトキンス委員長は先週、個々の暗号資産が「証券」に当たるかどうかを判断する基準の策定を職員に指示するなど、暗号資産推進に向けた取り組みを打ち出した。
両当局のアプローチは、業界に適した規制整備を長年求めてきた暗号資産業界にとって大きな勝利となる。
ファム氏は「われわれは力を合わせ、米国を世界の暗号資産の首都にする」と述べた。