オープンAI、売上高が年換算で120億ドルに=報道

7月30日、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を手がける米オープンAIは、売上高が今年に入り7月までに約2倍に拡大し、年換算で120億ドルに達したと、ニュースサイトのジ・インフォメーションが関係者の話として報じた。写真はオープンAIのロゴとキーボードのイメージ。2024年5月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[30日 ロイター] - 対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を手がける米オープンAIは、売上高が今年に入り7月までに約2倍に拡大し、年換算で120億ドルに達したと、ニュースサイトのジ・インフォメーションが関係者の話として30日に報じた。
ロイターはこの報道をすぐには確認できなかった。オープンAIはコメントを控えた。
ジ・インフォメーションは、この数字はオープンAIが月間10億ドルを生み出していることを意味すると指摘。また、個人・法人向けチャットGPT製品の週間アクティブユーザー数が約7億人に上っていると伝えている。
報道によると、オープンAIは2025年のキャッシュバーン(現金燃焼)見通しを従来予想から10億ドル引き上げ、約80億ドルとした。
また、300億ドルの資金調達ラウンド第2弾の投資家を集めており、株主のセコイア・キャピタルとタイガー・グローバル・マネジメントがこのラウンドに数億ドルを投資しているという。
300億ドルのうち、ソフトバンクグループの出資分を除く75億ドルについて、同社以外の投資家らがコミットメントの最終決定に近づいているという。
ソフトバンクGのオープンAIへの投資総額は2024年秋の最初の投資以来、320億ドルに達している。