ニュース速報
ビジネス
需給ギャップ、25年1―3月期は1兆円不足=内閣府推計
2025年06月17日(火)15時40分

6月17日、内閣府は、直近の国内総生産(GDP)を反映した需給ギャップがマイナス0.2%だったとする推計値を発表した。写真は、東京タワーから見た東京の眺め。2021年8月、東京で撮影 (2025年 ロイター/Clodagh Kilcoyne)
Takaya Yamaguchi
[東京 17日 ロイター] - 内閣府は17日、直近の国内総生産(GDP)を反映した需給ギャップがマイナス0.2%だったとする推計値を発表した。実質の年率換算では1兆円程度のマイナスとなり、根強い需要不足を浮き彫りにした。
推計は2025年1―3月期GDPの2次速報をもとに算出した。マイナスは7四半期連続としている。
需給ギャップは日本経済の需要と供給のバランスを示したもので、需要が供給を下回ればマイナスとなる。政権が目指す「デフレ完全脱却」に向け、一進一退の状況が続いている。