欧州不動産販売、第1四半期11%減 トランプ関税影響で1年ぶり悪化

5月1日、MSCIが発表した欧州の資本動向リポートによると、欧州の不動産販売総額が2025年第1・四半期に前年同期比11%減の410億ユーロに落ち込んだ。フランクフルトで2023年撮影(2025年 ロイター/Kai Pfaffenbach)
[ロンドン 1日 ロイター] - MSCIが1日発表した欧州の資本動向リポートによると、欧州の不動産販売総額が2025年第1・四半期(1―3月)に前年同期比11%減の410億ユーロ(470億ドル)に落ち込んだ。マイナスは4四半期ぶり。
トランプ米大統領が1月20日に2期目に就任して以降、国際経済秩序を揺るがし始め、景気の先行き不透明感が強まったことが要因。欧州不動産市況は新型コロナウイルス危機後に緩やかに改善し、昨年4月以降は3四半期連続で不動産投資家の資金を着実に引きつけていたものの、1年ぶりに期待が途切れる形となった。
MSCIはリポートで「景気減速のどん底にあった際、合い言葉として頻繁に引用されたのが『25年までは耐え抜け』だった。だが、その年に到達した現在、問われるのは『ここからどこへ向かうのか』だ」と懸念を示した。
今後の見通しでは、投資家の関心が米国不動産から逸れて他の地域に移り、欧州不動産にプラスの影響をもたらす可能性があるという。ただ「地政学的および経済の不確実性は軽視できず、債券市場のボラティリティーによって債務コストが高止まりしている」とも指摘した。
国別の第1・四半期販売額は、英国が依然、欧州で最も好調だったものの、ユーロ換算では26%減の106億ユーロとどまった。一方、最近の欧州で最も落ち込んでいたドイツは回復を見せ、59%増の96億ユーロに達した。
-
外資系顧客向けシステムエンジニア/システムインテグレータ・ソフトハウス
株式会社リファルケ
- 東京都
- 年収450万円~1,260万円
- 正社員
-
「カスタマーサクセス~外資系企業を中心に採用の支援~」/業界未経験OK/留学・海外生活経験、外国籍など活躍中
株式会社キャリアクロス
- 東京都
- 年収400万円~500万円
- 正社員
-
「外資系」ITヘルプデスク「英語:中級以上」/ITコンサルティング
エイラシステム株式会社
- 東京都
- 年収400万円~650万円
- 正社員 / 契約社員
-
Sales Admin Leader/バックオフィス全体の運営を支えるポジション 米国本社・外資系/リモートワーク可
ビデオジェット・エックスライト株式会社
- 東京都
- 年収600万円~800万円
- 正社員