[北京 8日 ロイター] - 中国乗用車協会(CPCA)が8日発表した7月の乗用車総販売台数は、電気自動車(EV)など新エネルギー車の比率が50%を超えた。EVの導入で西側諸国を大きくリードしていることが浮き彫りになった。

新エネルギー車の販売は前年同期比37%増と前月の28.6%から加速。過去最大となる全体の50.7%を占めた。EVは14.3%増と6月の9.9%から伸びが拡大した。

新エネルギー車の販売台数は、3年前は全体の7%に過ぎなかった。しかしEVサプライチェーンへの多額の投資により、国内のEV産業が急成長した。

一方、米エネルギー情報局(EIA)によると、第1・四半期の米自動車販売に占めるEVとハイブリッド車の割合は18%だった。

ただ、中国の自動車販売台数は全体で3.1%減となり、4カ月連続で減少した。不動産市場の危機が長びいて景気が勢いを欠き、消費者信頼感が低迷している。

中国では国内自動車メーカーが新型車や廉価モデルを相次いで投入し、価格競争が長期化していたが、こうした動きは緩和しつつある。CPCAの崔東樹・秘書長(事務局長)は、8月と9月にはさらに安定するとの見方を示した。

7月の自動車輸出は前年同月比20%増と、6月の28%から減速した。崔氏は欧州連合(EU)の中国製EVに対する暫定関税に備えるためだと指摘した。

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